コンペ参加の声最終回

  ☆年長女子 初参加

初めてのコンペは思った以上に大変でした。

自由に色々な曲を弾くのが好きな娘にとって、一つ一つの曲を追求して音色を作っていく事は、私は娘の成長になるはず!と望んでいましたが、娘はまだまだ幼く、その必要性をなかなか理解できなかったようで、予選間近になると、もう曲に飽きてしまい、

練習も嫌がり、レッスンも集中できない事が増えてきました。

それは本選に出られる事が決まっても変わらず、むしろピアノをどんどん嫌がるようになってしまいました。「本選出ない。」と言うまでに。

それでも、そんな娘でも、熱心に、諦めずに、丁寧にご指導して下さった先生。

「もうダメです(>_<)!全然練習しないんです!弟が邪魔ばかりするんです!」と弱音ばかり吐く私に、「この子はやる時はちゃんとやるの、知ってるから大丈夫!!コンペは絶対に○○ちゃんを成長させてくれるから!!」と叱咤激励し続けて下さった先生。

その時は、正直半信半疑でしたが(先生、すみません。)、今になって先生が仰っていた意味が、やっとわかるようになりました。

 娘の本選での演奏をDVDで見た時に。
あんなに弾くのを嫌がっていたコンペの曲を、本選の次の日にお友達の家で、とても楽しそうに、我を忘れてずっと弾いている姿を見た時に。

  (聴いてくれていたお友達に感謝です。)

練習中は、やる気もなく、曲を表現しようとする気持ちもない、と思っていましたが、終わって冷静になり、見てみると、娘なりに一生懸命音を作り、

聞いている人に伝えようとしているように感じました。

あー、私は悪い所ばかり探していて、娘の良い所を見れていなかったんだなぁぁ、

ちゃんと、先生の熱意や想いは届いていたんだなあーと嬉しい気持ちと、

申し訳ない気持ちでいっぱいになり、涙が出てしまいました。

こんな親子を、最後まで諦めず、前日のレッスンでは渾身のガッツポーズで送り出してくれた先生には、本当に感謝の言葉しかありません。

コツコツ頑張る事の大切さ、周りの人に感謝する事、そして絶対に諦めない事!大事な事をたくさん教えて頂き、本当にありがとうございました。

「コンペ、来年は絶対に出ない!」と言っていた娘は、奨励賞を頂いたら、

「来年も出る♡」に変わっていました。

相変わらず、好きな曲ばかり弾いていて、課題の練習は自らはしないのですが、

少し自信がついたようで、以前より頑張れるようになってきました。

私は、あまり口出しをせず、見守っていく忍耐力をつける事が目標です。

ピアノの本当の楽しさがわかる日まで、これからもビシバシご指導、

 よろしくお願い致します!!
   

   先生、本当にありがとうございました。

 ☆お子さんへのメッセージ

初めてのコンペ、ママは怒ってばかりだったね。ごめんね。Sちゃんは本当によく頑張ったよ!!

Sちゃんの弾くピアノがパパもママも大好きなので、これからもたくさん聴かせてね。
そして、先生や、周りの人達への感謝の気持ちを忘れずにね。
  奨励賞おめでとう。

 

 Sちゃんは、とても子どもらしい自然に自分を表現できるお嬢さんです。

 だから、「しんどくても我慢して練習する」なんてありえないんですね(笑)

  幼い弟をかかえて、本当にお母さんも大変だったと思います。

  「生の声」聞かせていただきありがとうございます!

 でも、こうして悩みながら作っていった親子の時間、絆は

   将来 1番の宝物になるんですよね✨

 コンクールはお子さんだけでなく、親子で成長する大切なイベントです。

  (指導者自身も毎年、成長させてもらっています)

 是非上手に活用して、共に成長していきたいと願っています。

  ご協力いただいた保護者の皆さん

   本当にありがとうございましたm(__)m 

      なんだか私を随分美化して書いていただき恐縮ですが(;''∀'')

         せっかくなんで公開させていただきました(笑)( ´艸`)