呼吸する音楽

 先日受講した伊藤先生の講座で

  音楽の1番大切な事を教わったような気がした

 伊藤仁美先生は、子供の曲集でも大人気の

   あのギロック先生に直接ご指導を受け、

   ギロック先生から是非と頼まれ

      楽譜やCDを出された素晴らしいピアニスト

       Pや PPの音色の響きが本当に美しい

   講座では、ギロックの教材から

   直接インベンションやフランス組曲に導入するお話や
        
    音楽の創り方と楽譜の見方・・

 楽譜から作曲者がどう書いてそれがどういう効果をもとめているか・・を見いだすこと

 
   そして最後におっしゃったのは

  聴いていてワクワクする音楽、もっと聴きたいと思う音楽は、

    その音楽が生きているかどうか
   
     呼吸をしているかどうか・・・ということ

    それには拍感が大切というのも大きいし、
   
     自分がどう思ってどう表現したいか

      イメージを表現できる

     色々な音を創れるパレットを持つ事が大切と・・・

   コンクールがどうとか、テンポがどのぐらいとか

    そんなところに左右されてはいけないんだと

      教えて頂いた・・

     そして昨日のアムランさんのリサイタル

   まさに彼の音楽は呼吸をして、語って、色々な音色で

    楽しませてくれた・・感動を、心を温かく包んでくれた。

     このことなんだな・・

    彼の音を聴いて

   ますます本当の音楽をちゃんと生徒に伝えていけるよう

     努力しなければならないと思った・・・